コスプレ衣装をオーダーメイドで依頼する際、依頼者と制作者の間でしっかりとしたコミュニケーションが必要です。しかし、場合によっては連絡不足やすれ違いが原因でトラブルが発生することもあります。
今回は、実際に起こったトラブル事例をもとに、その危険性や注意すべきポイント、さらに改善策をご紹介します。ぜひ参考にして、スムーズな衣装制作を目指してくださいね!
【トラブル事例】進捗報告がなく、要望と異なる衣装が納品された
ある依頼者がオーダーメイドでコスプレ衣装を制作依頼した際、途中経過についての連絡が一切ないまま、納期が近いという理由で確認もなく完成品が納品されました。届いた衣装は、依頼者の要望とは大きく異なっており、修正も困難な状態でした。
このような事態に直面すると、依頼者にとっては時間的にも金銭的にも大きな損失となりますし、何よりショックですよね…。
一方で制作者にとっても、依頼者の満足を得られないことで信頼を損なう結果に繋がりかねません。このケースでは、進捗確認を怠ったことが問題の根本にありました。
トラブルが発生した理由
①進捗確認がなされなかった
制作者が制作途中で依頼者に状況を報告せず、完成後に初めて依頼者が衣装を確認したため、要望とのズレに気づくのが遅れてしまいました。
②事前の取り決めが不足していた
成約時に進捗報告の頻度や内容についての具体的な取り決めが行われていなかったため、双方の認識に差が生じてしまいました。
③コミュニケーションを軽視
コミュニケーションが不足することで、双方の意見が十分に共有されないまま制作が進んでしまいました。
トラブルを防ぐための改善策
今回のトラブル事例を踏まえ、以下の改善策を実践することで同様の問題を防ぐことができます。
①進捗報告頻度について事前に合意を取る
成約前に進捗報告の頻度や方法について話し合い、明確な取り決めを行いましょう!
例えば…
●1週間ごとに写真付きで進捗を報告する。
●制作のどの段階(デザイン、裁断、縫製など)が完了するタイミングで報告する。
などです。参考にしてみてくださいね!
②コミュニケーションコストを考慮する
進捗報告には時間と労力がかかるため、その分の費用が制作料金に上乗せされる場合があります。その点を理解したうえで、両者で報告頻度を調整しましょう!
●低コストになりうる例: 最終確認のみ行い、それ以外は制作者におまかせする。
※できるだけ詳細な要望や資料を最初に全て共有することが大切です!
●高コストになりうる例: 頻繁な進捗報告を求め、気になる部分があったらその都度修正してもらう。
※修正が多くなると、それに伴って納期にも影響が出る可能性があるので、その点を加味しながらやり取りすることも意識しましょう!
③明確な要望を伝える
制作者に対して、具体的な要望を共有することが大切です。曖昧な表現を避け、参考資料や詳細な指示を提供しましょう!
※「もう少し長めに」といったような表現よりも「10cm長めに」というような、誰が見ても同一に理解できる表現を用いることが大切です!
④成約時に契約内容(成約フォームの内容)を確認する
成約内容に進捗報告や納品後の不備等の修正対応について明記することで、後々のトラブルを防ぐことができます!
進捗確認の重要性
進捗確認は依頼者と制作者の間で円滑なやり取りを実現するために欠かせないプロセスになります!進捗報告を適切な頻度で適切に行われることで、次のようなメリットがあります!
①要望のズレを早期に修正できる
制作途中で問題点が発見されれば、早期に修正が可能になります。これはある程度作ってしまった後に修正を行うよりも簡単であることが多くて、依頼者にとっても制作者にとってもメリットがあることが多いです!
②安心感を提供できる
依頼者は進行状況を把握できるため、完成品への期待を高めつつ安心感を得られます。制作者も制作の方向性が間違っていない事に自信が持てるため、安心して制作を進めることができます!
③最終的な満足度が向上する
双方が納得のいく形で制作を進めることで、納品後もトラブルが少なく、お互いの満足度が向上します!
さいごに
コスプレ衣装のオーダーメイドは、依頼者と制作者の信頼関係とコミュニケーションが成功の鍵を握っています!進捗確認を怠らず、事前に取り決めを行うことでトラブルを防いで、理想の衣装を手に入れましょう!
今回の記事で紹介した事例や改善策を参考にして、「narikiri」での衣装制作をより楽しいものにしてください!依頼者も制作者もお互いが気持ちよく制作に取り組める環境を作って、素敵なコスプレ活動・衣装制作を楽しみましょう♪
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