【narikiriトラブル事例集】郵送だと納期に間に合わないという理由で直接手渡しで怖い思いを【利用規約違反】

コスプレ衣装のオーダーメイド取引では、納期や受け渡し方法について双方で合意した成約通りに進めることが重要です。しかし、中には「郵送では間に合わないから」といった理由で、制作者または依頼者が直接手渡しを求め、相手の自宅やコスプレイベント会場に訪問してしまうケースも発生しています。

narikiriでは郵送が前提なので、住所の共有はどうしても避けられません。しかし安全のため直接会うことは利用規約にて禁止されており、このような行為はプライバシーの侵害にもあたり大きな問題を引き起こします。本記事では、実際に起こったトラブル事例をもとに、直接受け渡しがもたらすリスクと予防策について詳しく解説します。


【トラブル事例】郵送が間に合わないと言われ、自宅に直接来られた

直接会ってのやり取りは迷惑行為で規約違反

①依頼者が制作者の自宅に訪問
納期直前になり、「予定が変わって郵送だと間に合わないので、直接取りに行きたい」と依頼者が申し出ました。制作者は断ったものの、依頼者は勝手に制作者の住所まで訪問…。インターホンを鳴らされ、「どうしても今日必要だから直接受け取りたい」と迫られ、恐怖を感じる事態に発展しました。

②制作者が依頼者の自宅へ届けに行く
郵送では納期に間に合わないことを心配した制作者が、「直接持っていきます」と提案。依頼者が断ったにもかかわらず、制作者が勝手に自宅前まで訪問…。「受け取ってくれないと困る」とインターホンを何度も鳴らし、不安を与える結果となりました。

どちらのケースでも、意図しない訪問は相手に強い恐怖やストレスを与えることになりますし、繰り返しになりますが、このような行為はnarikiriでは利用規約にて禁止しています。


直接の受け渡しや対面接触がもたらすリスク

規約違反のみならず法的な処罰のリスクも

①プライバシーが侵害される
相手の許可なく自宅に訪問することは、プライバシーの侵害に該当します。個人情報が悪用されるリスクが高まり、精神的な負担にもつながります。

②narikiriの利用規約に違反する
narikiriではユーザの安全のため、直接会うことや個人間の対面取引は禁止されています。直接訪問を強行する行為はアカウント停止や違約金の請求などのペナルティが科される可能性があります。

③法的な処罰が発生する
本人に悪気がなくても、勝手に訪問することでストーカー行為と見なされる可能性があります。しつこく訪問を試みることで法的問題に発展するリスクもあるため、絶対に避けるべき行為です。


トラブルが発生する原因

納期と想定外時の対応の擦り合わせ不足

①納期管理が不十分だった
制作のスケジュールがタイトすぎると、納期ギリギリになってしまい、依頼者や制作者が焦って直接受け渡しを提案してしまうことがあります。余裕をもった納期設定を行い、突発的なトラブルにも対応できるようにすることが大切です!

②緊急時の対応策が決まっていなかった
予期せぬ配送トラブルや遅延が発生した場合、どのように対応するか事前に取り決めていないと、直接受け渡しに頼ってしまうことがあります。事前に配送トラブルが起きた際の代替案(速達オプションの利用、配送業者の変更など)をお互いで取り決めておくことで、冷静に対応できます。


トラブルを防ぐための改善策

今回のトラブル事例を踏まえ、以下の改善策を実践することで同様の問題を防ぐことができます。ぜひ参考にしてみてください!

余裕を持ったスケジュール管理と局留めや営業所の活用を!

①余裕を持った制作スケジュールをたてる
体調不良など予期せぬトラブルが発生する事も見据えて、最低でも1〜2週間は余裕を持ったスケジュールをたてましょう!これによりなにかトラブルが発生しても「間に合わない…!」と焦ることがなくなり、余裕を持って対応できます。

●悪い例:「納期の前日には完成するから大丈夫でしょ!」
●良い例:「万が一風邪を引くかもしれないし…1週間前には完成させるようにしよう!」

②直接訪問や対面接触の提案には応じない
「直接受け渡ししたい」と言われても、プライバシーや安全面を理由にきっぱりと断りましょう。相手がしつこく迫る場合はnarikiriの運営に報告し、適切な対応をとることが重要です。

●悪い例
相手:「郵送だと間に合いそうにないので直接もっていきますね!」
あなた:「(間に合わないと困るしな…)お願いします!」
●良い例
相手:「郵送だと間に合いそうにないので直接もっていきますね!」
あなた:「いえ、怖いのでやめて下さい。速達や納期内に届く方法で配送して下さい。」

③郵便局留めや営業所受取などを検討する
住所の共有が不安であれば、郵便局留めや営業所受取などを検討するのも良いでしょう。取りに行く手間はありますが、リスクを最小限に抑えることが出来ます。

●例:「郵便局留めやヤマトの営業所受取でお願いできますか?」


トラブルによる被害を最小限に

どれだけ気を付けていても人と人同士のやり取りである以上、トラブルを完全に回避するのも難しいのも事実です。その為、万が一の際に被害を最小限に抑える方法をお伝えします!

直接訪問や対面接触は拒否し、必要に応じて運営や警察へ相談

①相手が直接訪問や対面接触しようとしている場合は、即座に拒否する
「郵送での受け渡し以外は対応できません」と明確に伝え、強い意志を示す。しつこい場合は「この件については運営に報告します」と警告する。

②既に訪問されてしまった場合は、ドアを開けずに対応しない
インターホン越しに「直接の受け渡しには応じられません」と伝え、対応を避ける。必要であれば、警察やマンションの管理人など第三者に対応を依頼する。


さいごに

オーダーメイドのコスプレ衣装制作では、信頼関係を大切にしながらも、お互いのプライバシーや安心感を尊重することが不可欠です。「郵送では間に合わないから直接手渡ししたい」という気持ちは理解できますが、安全面や個人情報保護の観点からも、決して実行してはなりません。

もし直接訪問を持ちかけられた場合は、絶対に応じず、速やかに運営に報告してください。安心して取引を行うために、narikiriのルールを守り、安全な環境を維持しましょう!narikiriでは、安心して取引ができる仕組みを整えています。今回の記事を参考に、安心安全な取引を楽しんでくださいね!

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